■阿衡之佐(あこうのさ)
└天子を補佐する賢臣、名宰相のたとえ。
■阿修羅道(あしゅらどう)
└強い闘争心と猜疑、嫉妬、執着の心をいう。地獄、餓鬼、畜生、人間、天上と並んで六道のひとつとされる修羅道の世界。
■悪口雑言(あっこうぞうごん)
└口にまかせて様々に悪口をいいまくることをいう。
■阿鼻叫喚(あびきょうかん)
└悲惨な状態に陥り、泣き叫んで救いをもとめるようすのたとえ。「阿鼻」とは、無間地獄のこと。
■蛙鳴蝉噪(あめいせんそう)
└カエルや蝉がやかましく鳴き立てるように、ただやかましく騒ぐこと。
■阿諛追従(あゆついしょう)
└こびへつらうこと。相手に気に入られようとしてこびること。
■阿諛便佞(あゆべんねい)
└口先でへつらって、ずるがしこく人の気に入るように立ちふるまうこと。
■暗雲低迷(あんうんていめい)
└今にも雨が降り出しそうな場合のように危険なよくないことが起こりそうな気配。不穏な情勢。
■安居楽業(あんきょらくぎょう)
└居所、地位も安定し楽しく仕事をしているさま。居に安んじ業を楽しむ。
■晏子之御(あんしのぎょ)
└低い地位に満足して得意がる小人物。また、主人の権威を笠にきて威張ることのたとえ。