■ 百八煩悩(ひゃくはちぼんのう)
└人間の迷いのもととなる欲望のすべてのこと。人間の感覚をつかさどる眼・耳・鼻・舌・身・意の六根に、色・声・香・味・触・法の六塵の刺激があると、それぞれ好・悪・平の三種、あわせて十八の煩悩が生じる。これが浄・染の二種にわかれて三六種、さらに、過去・現在・未来の三つに配されて合計百八種とされる。
■ 百薬之長(ひゃくやくのちょう)
└多酒のこと。
■ 百花斉放(ひゃっかせいほう)
└多くの花が一斉に開くこと。さまざまなものがその本領を発揮すること。
■ 百家争鳴(ひゃっかそうめい)
└いろいろな立場の学者が、自由に論争するさま。いろいろな議論が、にぎやかに自由になされる形容。
■ 百花繚乱(ひゃっかりょうらん)
└種々の花が咲きみだれるように、優れた人物や業績が一時にたくさん現れること。
■ 百鬼夜行(ひゃっきやこう)
└いろいろな妖怪が夜に列をなして歩き回ること。転じて、多くの人が勝手に、悪事や怪しい行いをするたとえ。
■ 百発百中(ひゃっぱつひゃくちゅう)
└矢や弾丸が撃つたびに必ず命中すること。予想、計画などがすべて当たり成功すること。
■ 表裏一体(ひょうりいったい)
└一つのものの表と裏のように切り離せない関係にあること。
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比翼連理(ひよくれんり)
└男女の情愛が深いこと。とても仲が良いことのたとえ。
■ 疲労困憊(ひろうこんぱい)
└ひどく疲れ果てること。