■無為自然(むいしぜん)
└徳があれば教育しなくとも人は教化される。老子の主張する思想で、ことさらに法律で規制したり教育しなくても為政者の徳が高ければ人々は自然の本性に従って教化されてゆく。
■ 無為徒食(むいとしょく)
└何もしないでただぶらぶらとして日を過ごすこと。働くこともせずに暮らすこと。
■ 無位無冠(むいむかん)
└重要な地位についていないこと。
■ 無為無策(むいむさく)
└何の対処・処置もないまま、ただ手をこまねいて見ていること。なにもしないこと。
■ 無学文盲(むがくもんもう)
└学問・知識がなく、文字が読めないこと。また、そのさまや、その人。
■ 無我夢中(むがむちゅう)
└物事に熱中して自分を忘れること。あることに心を奪われて夢中になり、他のことを一切気にかけないこと。
■ 無芸大食(むげいたいしょく)
└才能・特技などが何もなく、ただ大食をすること。そういう人。
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無間地獄(むげんじごく)
└大罪を犯した者が落ち、絶え間ない苦しみを受ける地獄。仏教で言われている八大地獄のひとつ。
■ 夢幻泡影(むげんほうよう)
└夢と幻と、泡と影。人生がはかないことのたとえ。
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無私無欲(むしむよく)
└私情がなく、また欲もないこと。