ガット上認められない農産物の輸入数量制限を撤廃すること。日本は輸入制限で国内の果実,畜産農家などを保護してきたが,米国などから市場開放圧力が強まった結果,1988年に決着した日米牛肉・オレンジ交渉と農産物12品目交渉で,牛肉とオレンジ果実をそれぞれ91年4月から,12品目のうちプロセスチーズ,トマト加工品などユ0品目も90年4月までに自由化することを決めた。93年12月に日本はコメの部分自由化を含む農産物の自由化に合意した。