2001年4月,米航空宇宙局(NASA)で働いたこともある実業家のデニス・チトー氏がロシアの宇宙船で人類史上初の宇宙観光旅行に出発。日米欧ロが共同開発する国際宇宙ステーションに滞在した。旅行代金は約2,000万ドルとされる。宇宙観光は東西冷戦が終わり国家事業としての宇宙開発が見直される中,新たな分野として各国が注目。NASAや米国のベンチャー企業のほか,日本の民間企業も研究を進めている。