ビタミン剤・代謝性剤
フラビンアデニンジヌクレオチドナトリウム(ビタミンB2)
糖質、脂質、たんぱく質の代謝や、体の各組織の修復に関わるビタミン。腸内細菌でもつくられる。発育ビタミンとも呼ばれる。過剰症は特になく、不足症状は、口内炎、角膜炎、結膜炎、皮膚炎など。
塩酸ピリドキシン(ビタミンB6)
たんぱく質の代謝に関わり、皮膚の抵抗力を高める。にきびやかぶれを予防。腸内細菌でもつくられるため不足することはほとんどないが、抗生物質の服用などにより腸内細菌が障害を受けたりして不足すると口内炎、口角炎、皮膚炎、かぶれなどが起こる。
シアノコバラミン(ビタミンB12)
赤血球の生成に深く関わり、神経細胞の機能を正常に保つビタミン。不足すると神経痛、関節痛、眼精疲労、悪性貧血になる可能性も。メコバラミンは、B12の一種で、スイッチOTC薬。神経細胞へよく移行して、末梢神経障害の他、神経痛、眼精疲労などに効果があるといわれている。
酢酸トコフェロール(ビタミンE)
脂質の過酸化を防ぎ血行を改善する。生殖機能を正常に保つ。不足症状は、生理不順、しもやけ、肩こり、頭痛など。
アミノエチルスルホン酸(タウリン)
心臓の筋肉〈心筋)の代謝をよくし、胆汁の分泌を促進する。またカルシウムの吸収を促進するなどの働きもある。
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