制酸剤
炭酸水素ナトリウム(重曹)
酸中和効果は速効性、作用時間は短い。
沈降炭酸カルシウム
制酸作用と吸着作用を有し、制酸効果が期待できる。
(重質)炭酸マグネシウム
制酸作用は速効性。マグネシウム化合物は下痢になる傾向がある。
メタケイ酸アルミン酸マグネシウム
胃内のpHを3~5に安定(1時間以上)させ、胃液によってゼラチン状の被膜をつくり胃粘膜を保護する。
水酸化マグネシウム
制酸作用の他、中和によってできた塩化マグネシウムが腸に移行して炭酸水素マグネシウムとなり、多量に服用すると下痢の効果も発揮する。
(乾燥)水酸化アルミニウムゲル
pHを3.5~4.2に長時間保つとともにゼリー状となって粘膜を保護する作用がある。便秘をおこすこともある。
合成ヒドロタルサイト
長時間pH4前後に保つ働きがある。
合成ケイ酸アルミニウム
中和の効果は遅いが持続性があり、胃粘膜の保護作用もある。
水酸化アルミナマグネシウム
持続性の制酸剤
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