刺激性下剤

センナ、センノシド
生薬センナの有効成分がセンノシド。大腸で腸内細菌の働きをうけてレインアンスロンという代謝物となって、これが、大腸を刺激してぜん動運動を高める。尿が黄褐色~赤色になることがあるが、成分によるもので心配いらない。

ダイオウ、アロエ
これらの生薬成分には、大腸を刺激するアントラキノンというものの誘導体が含まれるため、緩下剤としての効果が期待できる。

ビサコジル
結腸や直腸粘膜の副交感神経を直接刺激することで、ぜん動運動を活発にする。

ピコスルファートナトリウム〈スイッチOTC薬)、フェノバリン
大腸で腸内細菌の働きにより代謝され、その代謝物が腸のぜん動運動を促進し、薬の作用をあらわす。
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