■蓋世之才(がいせいのさい)
└気力に満ちていて、世の中を覆い尽くすほどの優れた才知があること。また、それを備えている人のこと。
■開宗明義(かいそうめいぎ)
└巻頭において全書の主旨を明らかにする。談話や文章の冒頭で大要を述べること。
■咳唾成珠(がいだせいじゅ)
└権力のある人の言葉は、一言一句が珠玉のように尊ばれるばかりでなく咳や唾まで恐れ敬われる。
■街談巷説(がいだんこうせつ)
└世間のつまらない噂。風説。世間話。
■怪誕不経(かいたんふけい)
└言動がでたらめで、あやしくて信用できない。筋道が通らず根拠がないこと。
■海底撈月(かいていろうげつ)
└海に映った月を見て本物と思い、海底から月をすくい取ろうとする。無駄なことをするたとえ。
■改天換地(かいてんかんち)
└大改造すること。自然環境(天)や社会(地)を徹底的に改変すること。一種の革命。
■改頭換面(かいとうかんめん)
└表面だけを改めて、内容の変わらないこと。頭を取り替え、面を付け替えても中身は同じということ。転じて、似たりよったりの意。
■快刀乱麻(かいとうらんま)
└もつれた麻を刀で断ち切るように、複雑にこじれて紛糾していることを見事に処理するようすのたとえ。
■快馬加鞭(かいばかべん)
└疾走する馬に鞭(むち)を加える。速い上にも速くする。一層スピードアップすること。
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