■乾坤一擲(けんこんいってき)
└自分の運命をかけて、のるかそるかの大勝負をする。もと、天下をかけた大ばくちの意。
■懸車之年(けんしゃのとし)
└年老いて官職を辞すること。七十歳の別称。
■堅守自盗(けんしゅじとう)
└自分が見張り番をしていて、自分が盗む。公金などを横領・着服するたとえ。
■見性成仏(けんしょうじょうぶつ)
└自分に執着し、外物に執着する自己の心を徹底的に掘りさげ、自己の本性として見るべきものは何もないと見極めたとき、その身はそのまま仏に他ならないと悟り得られるという禅宗の根本主張。
■懸針垂露(けんしんすいろ)
└書法の基本をいう。
■現身説法(げんしんせっぽう)
└自分自身の姿を手本として、人に法を説く。仏が、いろいろな姿でたち現れ、人のために仏法を説くこと。
■原心定罪(げんしんていざい)
└人を処断するときは、本人の動機をよく究明し、それに基づいて罪刑を決定するということ。
■源清流清(げんせいりゅうせい)
└根本が正しければ結果も良い。川の流れは、水源が清く澄んでいれば、自然に流れも清らかである~ということ。
■現世利益(げんぜりやく)
└この世に生きている間の利益。仏・菩薩の恵みを指す。
■還俗復飾(げんぞくふくしょく)
└僧尼が俗人に戻ること。