←backnext→
[81-90]

犬馬之年(けんばのとし)
└自分の年齢を卑下して言う言葉。なすこともなく、いたずらに齢を重ねること。馬鈴のこと。

犬馬之養(けんばのよう)
└親をただ養うだけで、敬老の心が欠けている孝養。父母に対し、犬や馬を飼うようにただ食べさせるだけで敬愛の気持ち、思いやりのないさまをいう。

犬馬之労(けんばのろう)
└犬や馬程度の働き。主人や他人のために力を尽くして奔走することを謙遜していう語。

見微知著(けんびちちょ)
└芽生えを見て、全体の姿をつかむ。ちょっとした手掛かり、ヒントから全体の方向や本質を見抜くこと。

見風使舵(けんぷうしだ)
└風向きを見ながら舵を取る。情勢をうかがって態度を決めるやり方。日和見主義。

源平藤橘(げんぺいとうきつ)
└奈良時代以来、その一門が繁栄して名高かった四姓氏。源氏・平氏・藤原氏・橘氏の称。

権謀術数(けんぼうじゅつすう)
└さまざまな計略をめぐらすこと。人をあざむくためのたくらみ、はかりごと。

見縫挿針(けんほうそうしん)
└すき間を見たら針をさす。ほんの少しの時間、空間を無駄にしないことのたとえ。

顕密諸宗(けんみつしょしゅう)
└顕教と密教の一切の仏教・宗旨をいう。

見毛相馬(けんもうそうば)
└外見だけで良否を決めること。転じて、表面だけ見て判断するのは間違いが多いというたとえ。


け行ショートカット
└[1-][11-][21-][31-][41-][51-][61-][71-][91-]