■雲合霧集(うんごうむしゅう)
└雲や霧があっという間にたちこめるさま。多くのものが一時にどっと群れ集まること。
■雲散霧消(うんさんむしょう)
└雲や霧が消え去るように、物事が跡形もなく消えてしまうこと。「雲消霧散」ともいう。心の中に溜まっていたわだかまりや悩みが消えて、さっぱりした気持ちになる意味にも使う。
■雲集霧散(うんしゅうむさん)
└人々が集合と解散を繰り返すことをいう。
■雲蒸龍変(うんじょうりゅうへん)
└雲がわきあがり、龍がそれに乗って不思議な働きをする。英雄・豪傑が機会を得て世に出て、活躍するたとえ。雲蒸竜変。
■雲心月性(うんしんげっせい)
└無私無欲の例え。物にとらわれない雲のような心と、澄みきった月のような本性。名誉や利益を求めることなく超然としていること。
■雲中白鶴(うんちゅうはっかく)
└雲間を優美な姿で飛翔する白鶴のイメージから、品性の優れた高尚な人物、婦人をさす言葉。
■雲泥万里(うんでいばんり)
└天と地が遠く隔たっているほどに、二つのものの差が大きいこと。極端に違うもののたとえ。
■運否天賦(うんぷてんぷ)
└人の幸運や不運は、天によって定められ、与えられること。また、運を天に任せること。